公的抑圧を感じながら、、、

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「嫌われる勇気」自己啓発の源流「アドラー」の教え。岸見一郎、古賀史健 共著より、太字を抜粋。

先ほど、岸見一郎、古賀史健 共著の「幸せになる勇気」を読み終え、振り返りのため前書、「嫌われる勇気」の重要箇所を抜粋しようと思う。太字のところだけ抜粋する。

 

・世界はどこまでもシンプルである。

・人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる。

・「あなた」が世界を複雑なものとしている。

・客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいます。

・問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか。

・あなたにその”勇気”があるか。

・人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。

 

第一夜トラウマを否定せよ

この本はアルフレッド・アドラーが20世紀初頭に創設した「アドラー心理学」別名「個人心理学」の提唱によって始まった。

世界的にはフロイトユングと並ぶ三大巨頭のひとりとして、アドラーの名前も必ず言及されます。

アドラー心理学は、堅苦しい学問ではなく、人間理解の真理、また到達点として受け入れられている。

 

なぜ「人は変われる」なのか

・過去の「原因」ではなく、今の「目的」を考えます。

・外に出たくないから、不安という感情を作り出している。

アドラー心理学では、これを「目的論」と呼びます。

・われわれは原因論の住人であり続けるかぎり、一歩も前に進めません。

 

トラウマは、存在しない

アドラー心理学では、トラウマを明確に否定します。

・自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。

・われわれはみな、なにかしらの「目的」に沿って生きている。

 

人は怒りを捏造する

・大声を出すために、怒った。

・その手段として、怒りという感情を捏造した。

・怒りとは出し入れ可能な「道具」。

 

過去に支配されない生き方

アドラー心理学ニヒリズムの対極にある思想であり、哲学。

・トラウマの議論に代表されるフロイト的な原因論とは、かたちを変えた決定論であり、ニヒリズムの入口。

・「人は変われる」を前提に考えよ。

 

ソクラテスアドラー

・変わることの第一歩は、知ることにあります。

・答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきもの。

 

あなたは「このまま」でいいのか

・大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。

 

あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの

・われわれに必要なのは交換ではなく、更新。

・いまのあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだから。

ソクラテスのパラドクス。

ギリシア語の「善」(agathon)という言葉には、道徳的な意味合いはありません。ただ「ためになる」という意味です。一方、「悪」(kakon)という言葉には、「ためにならない」という意味があります。

・「不幸であること」がご自身にとっての「善」だと判断した。

 

人は常に「変わらない」という決心をしている

アドラー心理学では、性格や気質のことを「ライフスタイル」という言葉で説明します。

・あなたはあなたのライフスタイルを、自ら選んだ。

・ライフスタイルが先天的に与えられたものではなく、自分で選んだものであるのなら、再び自分で選びなおすことも可能。

・あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから。

・あなたがご自分のライフスタイルを変えないでおこうと、普段の決心をしているから

・つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽であり、安心なのです。

アドラー心理学は、勇気の心理学。

・「幸せになる勇気」が足りていないのです。

 

あなたの人生は「いま、ここ」で決まる

・「いまのライフスタイルをやめる」という決心。

・「もしも何々だったら」と可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません。

・あなたは「あなた」のまま、ただライフスタイルを選びなおせばいい。

・これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない。

 

第二夜 すべての悩みは対人関係

なぜ自分のことが嫌いなのか

・「自分を好きにならないでおこう」と、決心しているから

・「赤面という症状を必要としている」から

「もしも赤面症が治ったら私だって…」と、可能性のなかに生きることができる。

・他者から嫌われ、対人関係のなかで傷つくことを過剰に怖れているから。

・あなたの「目的」は、「他者との関係のなかで傷つかないこと」

「悩みを消し去るには、宇宙のなかにただひとりで生きるしかない」のだと。しかし、そんなことできないのです。

 

すべての悩みは「対人関係の悩み」であある

・孤独を感じるのにも、他者を必要とします。

・人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

 

劣等感は、主観的な思い込み

・「劣等性」ではなかった。

・問題は、その身長についてわたしがどのような意味づけをほどこすか、どのような価値を与えるか。

・われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」

・自分の手で選択可能

 

言い訳としての劣等コンプレックス

・優越性の追求

劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態のこと

・見かけの因果律

・本来はなんの因果関係もないところに、あたかも重大な因果関係があるかのように自らを説明し、納得させてしまう。

 

自慢する人は、劣等感を感じている

・Aさえなければ、わたしは有能であり価値があるのだ、と言外に暗示している。

・あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸る。

・不幸自慢

・不幸であることによって「特別」であろうとし、不幸であるという一点において、人の上に立とうとします。

・自らの不幸を武器に、相手を支配しようとする。

・その人は永遠に不幸を必要とする

 

人生は他者との競争ではない

・同じ平らな地平に、前を進んでいる人もいれば、その後ろを進んでいる人もいる。

・誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいい。

・健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるもの。

・われわれは「同じではないけれど対等」

・いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値がある。

 

「お前の顔を気にしているのはお前だけ」

・対人関係の軸に「競争」があると、人は対人人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができません。

・他者全般のことを、ひいては世界のことを「敵」だと見なすようになる。

・お前の顔を気にしているのはお前だけだよ

・他者の幸福を「わたしの負け」であるかのように捉えているから、祝福できない。

・「人々はわたしの仲間なのだ」と実感できていれば、世界の見え方はまったく違ったものになります。

 

権力争いから復讐へ

・その人の隠し持つ「目的」を考える

・権力争い

・勝つことによって、自らの力を証明したい

・「復讐」の段階

・権力争いを挑まれたときには、ぜったいに乗ってはならない

 

非を認めることは「負け」じゃない

・怒りという道具に頼る必要がない

・人は、対人関係のなかで「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れている

・あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。

・誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること、これらはいずれも「負け」ではありません。

 

直面する「人生のタスク」をどう乗り越えるか

・「人生のタスク」から逃げている

 

行動面の目標が、次の2つ。

①自立すること

②社会と調和して暮らせること

そして、この行動を支える心理面の目標として、次の2つ。

①わたしには能力がある、という意識

②人々はわたしの仲間である、という意識

 

・「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」

・ひとりの個人が、社会的な存在として生きていこうとするとき、直面せざるをえない対人関係。それが人生のタスクです。

・核にあるのは対人関係

 

赤い糸と頑強な鎖

アドラー心理学とは、他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学

・愛のタスクがもっともむずかしい

・人は「この人と一緒にいると、とても自由に振舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。

・逃げてはならない

・いちばんいけないのは、「このまま」の状態で立ち止まること

 

「人生の嘘」から目を逸らすな

・自分の「目的」が変わっただけ

・世界はいつでも危険なところになりうるし、あらゆる他者を「敵」と見なすことも可能

・さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態を指して、「人生の嘘」と呼びました。

・善悪でも道徳でもなく、”勇気”の問題

 

所有の心理学から使用の心理学へ

・「所有の心理学」ではなく、「使用の心理学」

・われわれには、その力があります。

 

第三夜 他者の課題を切り捨てる

承認欲求を否定する

・貨幣とは鋳造された自由である

アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定します。

 

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない

・われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」

・他者の期待など、満たす必要はない

・他者の人生を生きる

・他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」

・神なき世界のニヒリズムを克服する

・「課題の分離」という考え方

 

「課題の分離」とはなにか

・われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある

・他者の課題には踏み込まない

・あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーあるいは自分の課題に土足で踏み込まれることーによって引き起こされます。

・その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?

・馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない

・自分を変えることができるのは、自分しかいません。

 

他者の課題を切り捨てよ

 

対人関係の悩みを一気に解消する方法

・自分の信じる最善の道を選ぶこと

・その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。

・お前の顔を気にしているのはお前だけだよ

・他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない

 

「ゴルディオスの結び目」を断て

・課題の分離は、対人関係の最終目標ではありません。むしろ入口なのです。

・見返りに縛られているだけ

・常識へのアンチテーゼ

 

承認欲求は不自由を強いる

・誰からも嫌われたくない

・自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方

・他者の課題に介入することこそ、自己中心的な発想

 

ほんとうの自由とはなにか

・傾向性

・自由とは、他者から嫌われることである

・他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。

・嫌われる勇気

 

対人関係のカードは、「わたし」が握っている

・対人関係のカード、トイう観点から考えるといいでしょう。

・対人関係のカードは常に「わたし」が握っていた

・わたしが変わったところで、変わるのは「わたし」だけ

・まずは自分

 

第四夜 世界の中心はどこにあるか

個人心理学と全体論

・分割できない

・人間をこれ以上分割できない存在だととらえ、「全体としてのわたし」を考えることを「全体論」と呼びます。

・課題を分離することは、対人関係の出発点

 

対人関係のゴールは「共同体感覚」

・共同体感覚

・他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられることを、共同体感覚といいます。

・共同体感覚とは、幸福な対人関係のあり方を考える、もっとも重要な指標

・わたしとあなた

・自己への執着(self interest)を、他者への関心(social interest)に切り替えていく

 

なぜ「わたし」にしか関心がないのか

・「課題を分離」ができておらず、承認欲求にとらわれている人もまた、極めて自己中心的なのです。

・「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。

 

あなたは世界の中心ではない

・「わたし」は、世界の中心に君臨しているのではない。

・あなたは共同体の一部であって、中心ではない

・「人生のタスク」に立ち向かうこと

・わたしはこの人になにを与えられるか?

・所属感とは、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくもの

 

より大きな共同体の声を聴け

・共同体の範囲が「無限大」

・より大きな共同体の声を聴け

・関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です。

 

叱ってはいけない、ほめてもいけない

・横の関係

・ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。

・背後にある目的は操作

アドラー心理学ではあらゆる「縦の関係」を否定し、すべての対人関係を「横の関係」とすることを提唱しています。

・劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識

 

「勇気づけ」というアプローチ

・対人関係を縦でとらえ、相手を自分より低く見ているからこそ、介入してしまう。

・横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます。

・人は、ほめられることによって「自分には能力がない」という信念を形成していく

 

自分には価値があると思えるために

・いちばん大切なのは、他者を「評価」しない、ということ

・人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。

・人は、自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる。

・人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる。

・自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。

 

ここに存在しているだけで、価値がある

・他者のことを「行為」のレベルではなく、「存在」のレベルで見ていきましょう。

・誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

 

人は「わたし」を使い分けられない

・まずは他者との間に、ひとつでもいいから横の関係を築いていくこと。

・誰かひとりとでも縦の関係を築いているとしたら、あなたは自分でも気づかないうちに、あらゆる対人関係を「縦」で捉えている

・ライフスタイルの大転換

・意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張することが大切

 

第五夜 「いま、ここ」を真剣に生きる

過剰な自意識が、自分にブレーキをかける

 

自己肯定ではなく、自己受容

・「自己受容」と「他者信頼」、そして「他者貢献」の3つ

・肯定的なあきらめ

・「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極める

・神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ

・われわれはなにかの能力が足りないのではありません。ただ”勇気”が足りていない。

 

信用と信頼はなにが違うのか

・他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけない(信頼)

・あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいい

・信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことができない

 

仕事の本質は、他者への貢献

・他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるもの

 

若者は大人よりも前を歩いている

・他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたい

 

ワーカホリックは人生の嘘

・攻撃してくる「その人」に問題があるだけであって、決して「みんな」が悪いわけではない

・「人生の調和」を欠いた生き方

・どうでもいいはずのごく一部にだけ焦点を当てて、そこから世界全体を評価しようとしている。

・仕事を口実に、他の責任を回避しようとしている

・「行為のレベル」でしか、自分の価値を認めることができていない

 

人はいま、この瞬間から幸せになることができる

・いまこの瞬間から幸福になることができます。

・自分がどうやって幸福になるか?

・他者貢献とは、目に見える貢献でなくともかまわない

・「貢献感」を持てれば、それでいい

・幸福とは、貢献感である。

・承認欲求を通じて得られた貢献感には、自由がない。

・他者からの承認は、いりません。

 

「特別な存在」でありたい人が進む、ふたつの道

・他者の注目を集め、「普通」の状態から脱し、「特別な存在」になること。

・安直な優越性の追求

 

普通であることの勇気

・普通であることの勇気

・わざわざ自らの優越性を誇示する必要などない

 

人生とは連続する刹那である

・われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。

・計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能

 

ダンスするように生きる

・人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那

・ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいい

・目的地は存在しない

エネルゲイア的(現実活動態的)な人生

 

「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ

・「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなる

・過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。

・物語は必要なくなる

 

人生最大の嘘

・どう生きたのか、その刹那を見ていく

・「いま、ここ」を真剣に生きること、それ自体がダンス

・人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと。

 

無意味な人生に「意味」を与えよ

・一般的な人生の意味はない

・「これからなにができるのか?」を考えるべき

・人生の意味は、ああなたが自分自身に与えるものだ

導きの星

・「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。

・わたしの力は計り知れないほどに大きい

・世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない

 

以上、「嫌われる勇気」より太字の箇所の抜粋でした。